サヤーム・スクエアを左手にしてラーマ1世ロードをチャオプラヤー川方面、つまり西方向へ少し行くと、右手にジム・トンプソンの家があります。 ラーマ1世通りの国立競技場の向かいの小道を入ったところです。 サヤーム・スクエアを通ってきた人にとって、あの喧騒がいったいどころに消えてしまったのだろう、と気が抜けてしまいそうなほど、しっとりと静かな空間です。 タイのシルク王として知られています。 第2次世界大戦時に将校としてタイを訪れ、タイ・シルクの魅力にとりつかれてしまった? 彼は、そのすばらしい魅力を世界に広めるべく力を尽くしました。 現在、タイのシルクは、世界3大シルクといわれます。 これは彼の功績といわれています。
ジム・トンプソンの家には、彼が世界各国から集めたコレクションを展示しています。 とはいえ、その収集熱は少々常軌を逸していたとも・・・古い寺院や遺跡の盗掘を行ったといわれるほどなのです。 タイ内に留まらず、カンボジア、ミャンマーなどアジア各地の国宝級の美術品が集められています。
ただし、彼は1967年になぞの失踪を遂げました。 マレーシアのキャメロンハイランドで行方不明になったとか・・・現在も真相は不明です。
タイ古来の建築様式で造られた館そのものも興味深いです。 赤い外壁はひときわ目につきます。 これは木を長持ちさせるために赤いベンガラを塗ったものなのです。 チーク材でできた6棟の家は、アユタヤーなどから船で取り寄せ、1959年にこのバンコクに組み立てなおされたものなのです。 タイ北部の伝統的な建築様式となっています。
撮影は不可。 開館は9:00〜17:00。 100Bです。 |